「和(なごみ)」の営業開始日(4月12日)まであと2週間となりました。お食事、イベント(4月13日(土)-落語会「桂治門独演会」、4月14日(日)-音楽物語「天マデトドケ-宮本秀彦」)共、まだお席がございます。ご予約お待ちしております。ご予約は、info@nagomi-itasoba.comまで。
古民家再生をライフワークとする村上満氏によりますと、昔の建物は、「完成すると崩れる」というジンクスがあり、その為、建物のどこかに「未完成」の部分を残しておくそうです。
「和(なごみ)」の再生に携わった今は亡き棟梁は、この「未完成」の部分を洗面台に残してくれました。下記の写真の様に、洗面台の木造作が、墨つぼの跡そのまま残されております。私はこの未完成の洗面台が、何とも言えず気に入っております。
又、屋根の塗装工事も途中の様に見えますが、この吊り下げ足場やペンキの缶が、外装の一部として調和しているようで、あえてこのままにしておいて頂ける様、お願いしました。
「未完成」の美とでも言えましょうか・・・。